施工事例
北側道路の住まいを考える
南側に建物がある立地条件で風通しや日射、採光を活かす
南側からの外観全貌。
1階2階とも掃き出し窓を使い、足元に積極的に風を取り込む構成。また、室内の快適性を考え、夏場の強い日射しを遮る為の深い軒を設ける。
玄関アプローチ。
北側道路の住まいの特徴として、道路と玄関が近い位置にあることが多い。そのため北側の玄関ポーチに、木製ルーバーの囲いを設ける。玄関の目隠しの役割と、建物の品格を演出する役割を果たす。
玄関の土間スペース。
自転車やベビーカーといった生活品を置きやすいスペースであり、同時に玄関からキッチンへの動線を確保した間取り構成。
和室を独立した部屋にするのではなく、畳コーナーとしてLDKに隣接する形で配置。LDKを広く感じさせる工夫。
一段上がった畳コーナーが、子供たちの遊び場や洗濯物をたたむ場所として、生活の中で使いやすい空間に。
北側玄関特有の暗さを払拭する為、小さな吹き抜けを設けて2階窓から柔らかな間接光を採り込む。
また、階段や吹き抜け部分の手摺りをスチール製にすることで、スタイリッシュな印象と光を積極的に1階へ落とす仕掛けに。